1993年、佐賀県生まれ。幼少期に親族から性虐待を受ける。17歳の頃、同じ経験を抱える友人に過去を打ち明けたとき、開いたままだった互いの傷が縫われるように癒えていく感覚を得る。それ以来、傷をモチーフに、分断されたつながりを縫い合わせる手立てとして、針と糸を用いた作品を制作してきた。布に転写した身体の写真を縫い合わせた刺繍やオブジェ、自身の身体を媒介としたパフォーマンスなどを通じ、こぼれ落ちそうな記憶や感情をすくい取り、作品へと結び直している。
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Photo:たまえ。