Art Bar vol.4
ーZimbabwe Screening NIGHTー

3月28日(土)20時~22時

今回のアートバーでは、ジンバブエ出身の作家Elliot Moyoの映像作品『The Hen That Came Home To Roost(過去の報い)』を上映します。

本作は、2021年に開催されたジンバブエ第二の都市ブラワヨの芸術祭「イントゥワサフェスティバル」で上映されたショートフィルム。ジンバブエでは3人に1人の女性が幼少期に性的被害を受けていることを発端に作られた約10分の短編映像作品です。
3月8日の国際女性デーに合わせ、ジンバブエナショナルギャラリーで開催された展覧会『Vital VoicesーGive to Gain』に、当団体スタッフであり歌人、作家として活動する手塚美楽が参加したことをきっかけに上映が決定しました!
今年ジンバブエでは、国際美術館会議(CIMAM)が実施されるなど、アフリカの現代美術界でも注目を集めています。そんなアフリカ、とりわけジンバブエの作品に触れられる機会が少ない日本では、本作を見られる貴重な機会となります。

当日は、作品上映に加え、Elliot Moyoさんご本人と、ご紹介いただいたNational Gallery of Zimbabwe in Bulawayo所属の白井莉奈子さんをゲストに迎えたちょっとしたオンライントークも開催予定です。

当日は現地で飲まれているバオバブをイメージじたドリンクとお菓子を提供予定🌴
好きなドリンク片手に、ジンバブエの社会や女性の権利について学んでみませんか?

以下タイムテーブルをご確認の上、是非お越しください。

■概要

開催期間:3月28日(土)20時~22時
開催場所:Art Center NEW カフェ、受付カウンター
参加費:ワンドリンク制(※お好きなドリンクをお選びください)
協力:National Gallery of Zimbabwe in Bulawayo,
Actors: Agnes Ncube, Precious Makulumo, Memory Kumbota
Cinematography :  Tamsaqa Mlalazi

■タイムテーブル

20:00- イントロダクション
20:30 – スクリーニング
21:00 – トークイベント by Elliot Moyo, 白井莉奈子
21:30 – 22:00 フリータイム
※本作品には、性被害に関するトラウマを想起させる表現・描写が含まれています。
※同日開催の展覧会『大大木展』20時終了後ご鑑賞いただけます。

■ゲストアーティスト : Elliot Moyo

エリオット・モヨは、ジンバブエ出身の映画監督、写真家、作家であり、彼の作品は内面性、沈黙、そして生きられた経験の心理的構造を問いかけるものである。映像と写真の両方のメディアを横断して活動し、緊張や記憶、語られない歴史によって形作られた環境の中で、個人のアイデンティティを形づくる静かな力に関心を向けている。
モヨの実践は、文化的継承としてのメディアとして「ストーリーテリング」を用いる。口承の伝統から現代の視覚言語に至るまで、彼は芸術を「振り返り」と「贈与」の両方の文脈があるものとして捉える。すなわち、物事を理解するために一度解体し、意識的に再構築する行為として捉えている。彼の作品はしばしば、男性性、世代間トラウマ、喪失、そして世代を越えて受け継がれる様々な感情を探究している。
彼は、制作と配給を行うプロダクション会社 early entertainment の創設者でもある。同社も、知的で対話を生み出すコミュニケーションを重要な要素として捉え取り組んでいる。彼のプロジェクトは芸術が単なるものとしての概念を超えた意味を持つべきだという独自の信念を持ち、推進している。

■ゲスト:白井莉奈子

ジンバブエを拠点に活動。国際交流基金に在籍し、現在はJICA海外協力隊としてジンバブエ国立美術館ブラワヨ館 (National Gallery of Zimbabwe in Bulawayo) に勤務。 展覧会やレジデンス運営に携わるなかで、地域における文化インフラのあり方を現場から模索している。